州首相/開発相 コリン・バーネット(Colin Barnett)
コリン・バーネット州首相は、ウッドサイド・ペトロリアム社(Woodside Petroleum)が推進するブラウズLNG(Browse LNG)プロジェクトについて、三井物産及び三菱商事が折半出資するジャパン・オーストラリアLNG(MIMI)社が新規に設立した子会社ジャパン・オーストラリアLNG(MIMIブラウズ)社と、ウッドサイド社の子会社ウッドサイド・ブラウズ社が、14.7%の権益売買契約を締結したことを発表した。契約内容は、MIMIブラウズ社がウッドサイド・ブラウズ社保有のイースト・ブラウズ・ジョイントベンチャー権益の16%、ウエスト・ブラウズ・ジョイントベンチャー権益の8%を取得するとし、売買価格は20億米ドルとなる。
「年間150万トンのLNG販売合意を含め、日本企業の参画はブラウズ・プロジェクトの強力な推進力となる」とバーネット州首相は述べた。
「また今回を含めこれまでの契約で、ウッドサイド社のブラウズ・プロジェクトに対する総権益は50%から31%へと減少した。これによりウッドサイド社は、資金調達可能なシェアを保有し、開発オペレーターとしての立場を維持することができる」
MIMI社は、すでに長期間にわたり既存のノースウエスト・シェルフLNGプロジェクトにおいて開発及び販売の重要な役割を担い、日本のLNG市場に安定供給を行っている。「州政府はMIMI社がブラウズ・プロジェクトにおいても、同じような役割を担うを期待している」
バーネット州首相は、このジョイントベンチャーが正式に発足するには、プロジェクト権益等の契約上の先行要件を調整しなければならないと言う。「MIMI社参画は相互信頼の賜であり、ブラウズ・プロジェクト及びジェ